MUKU-DATA  流木・変木・自然木  W.D.Wさんその倉庫


W.D.Wさん作業場兼倉庫の流木・変木・自然木 編
とにかく面白そうな素材が多くて、目があちこち泳いでいたので
一つにまとめる事ができなくて分類して書かせてもらっている。

倉庫内には流木や変木、自然木などの素材も多くあった。
その昔沼から引き上げられて大きな木の根っ子は
衝立やオブジェとしての置物として作られたもので神代木化していた。

流木の大きな根はレジンテーブルの脚にするらしい。
こんなに大きな根っ子、どうしたの?と聞くと
近くの海岸から持ってきたらしい。
100kgはゆうに超える根っ子にロープを巻き付け人力で道路沿いまで引っ張って
何とかワンボックスに積み込んで持ってきたらしい。
海岸では小さな流木を拾う人たちが指さして笑っていたらしいが
本人はそんな事はお構いなし。
恥ずかしいとかみっともない・・という気持ちなんてどうでも良くて
これを使ってテーブルの脚を作り、そこに天板をのせる!という
作りたいという情熱一心なのかと思う。

トイレカウンターの脚として使われていた変木もいい味を出していた。
むかしむかしは床の間廻りや玄関棚板付近などにそういった自然木を取り入れた
造作を目にしたが、今は殆ど見なくなった。
あえて割れたままのコンクリートの床に一枚板のカウンター、その脚材として
使われている変木に古さは感じられず今風で尖った造作のようにも感じられた。

ちょうど同じような事を妄想している現在進行形の物件があり、
カウンターの脚材として枯れたハザ木のY部分を
受けの脚にしたらいいんじゃないかと思っていた。(先にやられている。。)

室内のインテリアとして伐採された枝付きの木もそのまま使われていた。
自然木の枝の曲線とその影・・・ いいなぁ・・・

何だろう・・・
これら自然木は、どうも心と脳の何かを刺激してくる。